【TAMON DESIGN RC370Z】アフターエアロ界の奇才、庄司多門率いるタモンデザインが作り上げたZ34ベースのコンプリート!

公開日 : 2018/10/29 14:29 最終更新日 : 2018/10/29 14:29

アフターエアロ界の奇才、庄司多門率いるタモンデザインが描いたRC370Z。その姿はともあれ、“真なる美しさとは何か…”を探求し続けるハイセンスかつエゴイスト、さらに付け加えるならば右へ習えの全体主義を嫌い、それはまさにこの上なく“純粋な個”を求める伊達男を一撃で魅了する、独創の輝きに満ちている。


すべてに意味のあるワイドボディ。独創的なフロントバンパーは70mmロングノーズ仕様!

 

 

 

“自然体”を重んじながら、独創的スマートフォルムを創出し続けるクリエイター・タモンデザイン庄司多門が、新境地へと足を踏み込むべく立ち上げた“リデザイン・コンポジット(RC)”。新たなスタイルが生まれては古きは去るアフターエアロの過酷な世界に、新風を巻き起こした気鋭のブランドである。

 

彼が目指したのは、昔ながらのカスタマーなどではない。優れた人材の協力を得てひとつの作品を生み出す、言わばグローバルチューナーというスタイルだ。ここからは、東京オートサロン2010での発表後、水面下で熟成を続けようやく完成段階に達したZ34チューンド“RC370Z”を通して、RCブランドの本質に迫っていく。

 

 

スタイリングはタモンデザインが担当し、エレガントな貴婦人に美しいドレスコードを用意した。奇をてらうことなく、純粋にデザインの洗練度を高めたフォルムは、まさに“静中求道”のごとく。前後ブリスターフェンダーは、片側でフロントが30mm、リヤが45mmワイド化。フェンダーの形状は停車状態でも動きを感じさせるような躍動感のある曲線を描いている。RC370Zの最も特徴的なパートだろう。

 

 

重要なエキゾーストパーツには、フェラーリユーザーなどから絶大な支持を受けているマフラーメーカーの伊藤レーシングを迎え、官能的な音色と存在感のあるトリプルテールを考案。モチーフはレクサスLFAであるが、バンパー一体かつセンター出しのレイアウトからは、欧州スーパースポーツに近いプレミアム性すら漂うほどだ。

 

 

その他、足回りはアラゴスタダンパー専門のセッティングメーカーであるS・T・Dが、神秘的な輝きを放つボディカラーはショーアップがそれぞれ担当。ひとつのテーマを元に、それぞれの職人の感性を融合させ、より完成度の高いコンプリートを製作しようという試みがRC370Zの根幹に流れている、というわけだ。

 

「RCの役目はTDCでは達成できない、走行性能まで含めたスーパーコンプリートの提案。その道のエキスパートと手を組みながらね」と、庄司さん。

今後はさらなる進化の道を模索しながら、タイミングを見計らって最高速アタックを視野に入れた本格パワーチューニングに乗り出す予定とのこと。そうしたタモンデザインの挑戦は、これからもさらに様々な方向へと、無限の広がりを見せていくに違いない。

 

取材協力:タモンデザイン

 

 

 

サスペンションには、STDがワイドトレッド化にあわせてセッティングを煮詰めたアラゴスタダンパー(F16kg/mm R10kg/mm)を導入。足元で存在を主張するホイールは20インチのレイズVR.G2だ。

 

現状パワースペックは排気チューンに留めているが、今後はECUを軸にパフォーマンス面の進化も考えていくという。「最終的には過給機をインストールして最高速とかやってみたいね」とは庄司さん。

 

インテリアでは音を追求したオーディオメイクがポイント。パナソニックのストラーダをヘッドユニットとし、超高級アンプメーカー“LUXMAN”のアンプをインストールするなど、本格的なモディファイが敢行されている。