【東京BURNOUT図鑑 〜白煙とともに名所を巡る〜】幕張メッセ[千葉県千葉市]×IS250[GSE20] | web option(ウェブ オプション) - 2ページ

【東京BURNOUT図鑑 〜白煙とともに名所を巡る〜】幕張メッセ[千葉県千葉市]×IS250[GSE20]

KAZAMA AUTO SERVICE IS-GT CONCEPT[GSE20]

 

 

600psまで鍛え上げられた2JZユニットをスワップ

 

 

このレクサスIS250ベースのスーパーチューンドが製作されたのは2010年のこと。チューナーはカザマオートだ。

 

「業界全体が停滞ムード。このままじゃ、ユーザーに夢を持たせるどころか、クルマ離れを加速させるだけだろ!? そりゃ、ウチもキビシイよ。けどさ、こういう時代だからこそ盛りあげてかなきゃダメだとオレは思うんだ!」と熱く語るのは、カザマオート風間さん。

 

欧州ハイエンドスポーツを超える速さとスタイリング。そんな基本概念のもと産み出された『IS-GTコンセプト』だが、その根底には“不況に負けるな!”という、チューナーの熱いメッセージが込められているわけだ。

 

一見では、WTCCマシンを彷彿とさせるシルエットにばかり注目してしまうが、IS-GTコンセプトのコア技術は、ズバリ中身だ。そう、ISの肢体で2JZエンジン→ORCメタルツインクラッチ→ゲトラグ6速MT→加工プロペラシャフト→IS350純正デフケース(東名パワードLSD)……という、泣く子もだまるハイパフォーマンスパッケージを確立しているのである。

 

そのほか、リニアなステアフィールを求めてパワステを電動式から油圧式へとスイッチしたり、リーガル感を演出するためにIS純正のメーターやオーディオ&ナビを可動OKにするなど、細部にまで徹底した造り手のコダワリが感じられるクオリティもポイントと言えよう。

 

「初代のIS系は狙い目だと思う。安いしさ。腐ってもレスサスだし、FR車で内装の作りとかやっぱり良いからね」と風間さん。

 

その言葉通り、現在IS系の中古車相場は流通量も多い上に安値で安定している。それこそ50万円前後の個体もゴロゴロしている状況だ。そして、やり方次第ではトップモデルのIS-Fをも凌ぐスタイリングと性能を得ることができるという好例もここにある。チューンドベースで悩んでいるひとは、選択肢のひとつにISを加えてみるのはいかがだろうか。

 

 

 

超ワイド(F片側65mm R片側75mm)のオリジナルエアロを覆う繊細なバイナルグラフィックは、アートファクトリーによる作品。マットブラックとドライカーボン風の特殊フイルムを駆使しながら、“スパイダー”を表現している。

 

ボンネットの奥には、MAX600psを発揮するT78-29Dタービン仕様の2JZ(本体ノーマル)ユニットが鎮座している。「当初は腰下に手を入れて排気量アップしようと思ってたんだけど、これでジューブンかも…」とは、風間さん。

 

高出力化に対応するべく燃料系はIS250のリターンレス構造から、JZX110のリターン構造へと完全にリメイク。そしてトランク内に、サード製コレクタータンク&ボッシュ燃料ポンプを美しく設置している。

 

サスペンションはIS F用のDG-5車高調(スウィフトスプリング:F12kg/mm R6kg/mm)を装着。フロントで存在を主張しているブレーキは、エンドレスの6ポットキャリパーシステムだ。

 

ヤンチャな雰囲気をきらい、メインメーターやナビなどは“あえて”純正品を使用。機能パーツは、ステリアリングコラム上にEVCがマウントされている程度だ。

 

ドライバーズ&ナビシートはブリッドのローマックスSTRADIAIIに変更。あわせてリヤシートや内張り各部もブリッド仕様とし、統一感のあるシックなインテリアを演出している。

 

ヘッドライトはCCFLリングとブルーのLEDラインでドレスアップ。風間サンいわく「Gコーポレーションの剛チャン(中村さん)がつくってくれたんだよ」とのこと。

 

ピンクカラーが斬新なホイールはレイズのグラムライツ57D(9.5J)。タイヤにはグッドイヤーのRSスポーツ(265/35-18)をセットしている。ちなみにバーンナウト時に履いていたホイールは19インチのグラムライツ57アクセレートだ。