【選べるベース車がこんなにある!!】現行ターボエンジン図鑑2018

公開日 : 2018/10/18 19:33 最終更新日 : 2018/10/19 16:07


ブーストスペック徹底網羅

 

小排気量化を促進して燃費&環境性能の向上を図りながら、それにより不足するパワーを高効率ターボで補う「ダウンサイジングターボ」が隆盛し、現在の国産車ラインアップではスポーツモデルに限らず、ターボエンジン搭載車が激増中だ。つまり、チューニングシーンも再びターボチューンが全盛を迎えるのは間違いない! そこで、ここではKカー用ターボエンジンとディーゼルターボエンジンを除く、国産ターボエンジンを網羅。そのスペックをチェックしていこう!

 

 

TOYOTA編

 

トヨタ初のダウンサイジングターボエンジン

8AR-FTS

エンジン形式 直列4気筒DOHCターボ

使用燃料 無鉛プレミアムガソリン

総排気量 1.998cc

内径×行程 86.0mm×86.0mm

圧縮比 10.0

最高出力 245ps/5800rpm

最大トルク 35.7kgm/1650~4400rpm

燃料供給装置 筒内直噴+ポート燃料噴射(D-4ST)

※上記スペックはレクサスRC200t用

 

ISやクラウンなどの縦置き用、NXやRXの横置き用のバリエーションを持つ。シリンダーヘッド一体式の4-2エキマニは、冷却水による水冷式として排ガス温度を下げ、さらに排気ポートの径と長さの調律によって低速トルクを高めているのが特徴。直噴・ポート噴射を併用するD-4Sは、ターボ用のD-4STとなり、独自の1噴口スリットインジェクターを採用。燃焼室内で強いタンブル流が発生したところに、最適な混合気を形成するための燃料噴射を行なう。

 

搭載車種:レクサスRC、IS、RX、NX、クラウン


低燃費を実現した1.2L直噴ユニット

8NR-FTS

 

エンジン形式 直列4気筒DOHCターボ

総排気量 1.196cc

使用燃料 無鉛レギュラーガソリン

内径×行程 71.5mm×74.5mm

圧縮比 10.0

最高出力 116ps/5200~5600rpm

最大トルク 18.9kgm/1500~4000rpm

燃料供給装置 筒内直噴燃料噴射(D-4T)

※上記スペックはC-HR(ガソリン4WD)用

 

8NR-FTSは、トヨタブランド初となるダウンサイジングターボエンジンとして登場した、1.2L直噴ユニットとなる。NR型エンジンのNAユニットでは後方吸気・前方排気となるが、8NR-FTSは前方吸気・後方排気となる。シリンダーヘッド一体型エキマニ、吸気側にVVT-iW、ターボ用直噴システムD-4T、アイドリングストップの採用により低燃費を実現。

 

搭載車種:C-HR、オーリス


2JZ以来となるトヨタ・ツインターボ

V35A-FTS

 

エンジン形式 V型6気筒DOHCツインターボ

使用燃料 無鉛プレミアムガソリン

総排気量 3.444cc

内径×行程 85.5mm×100.0mm

圧縮比 ――

最高出力 422ps/6000rpm

最大トルク 61.2kgm/1600~4800rpm

燃料供給装置 筒内直噴+ポート燃料噴射(D-4ST)

 

11年振りにフルモデルチェンジしたLS500が搭載する、トヨタとしては2JZ-GTE以来となるツインターボエンジンだ。従来の4.6L V8エンジンに代わるダウンサイジングユニットの3.5L V6ツインターボとなるが、パワー・トルクともに全域で性能を上回る。V6エンジンとしては珍しく、ロングストロークなことが特徴と言えるだろう。タービンはトヨタ製で、電動ウエストゲートにより過給圧をコントロール。インタークーラーは水冷式で、タービンとサージタンクの間に配置して過給レスポンスを高めている。なお、吸気側VVTは電動連続可変のVVT-iEで、6つの噴射孔を持つ直噴インジェクターを装備するD-4STを使用。また低振動化のために、クランクシャフトはラダーフレーム型クランクケースによって支持剛性を強化している。

 

搭載車種:レクサスLS