【最新パーツ情報】話題の7速シーケンシャルミッションが限定10基で再販開始!!

公開日 : 2018/10/13 14:59 最終更新日 : 2018/10/14 08:15

国産7速シーケンシャルミッションがマイナーチェンジして限定販売開始!

 

 

どのようなステージを走らせるにしろ、エンジンの性能を100%引き出すためにはギヤ比の最適化が不可欠。

 

とくにコンマ一秒を競い合うレース仕様やアタック仕様、あるいはドリフト仕様やドラッグ仕様であってもパワーバンドを外さないクロスレシオのミッションはマストとなってくるだろう。

 

加えて、高出力への対応やミスなく素早いシフト操作を実現するシーケンシャルパターンを持つミッションによる戦闘力アップは計り知れない。

 

OS技研が開発したミッションは、なんと7速。これは、従来の6速クロスではサーキットごとにコース特性を考慮したファイナルをセットしなくてはならないという煩雑さを回避しようというもの。

 

ちなみに『OS-FR7』その名の通り、FR専用の7速ミッションだ。

 

なお、OS技研といえば6速シーケンシャルのOS-88をラインアップするが、OS-FR7は同じシーケンシャルでも完全新規設計。

 

シフトフォークをシフトドラムで動かす仕組みとなっているので、部品点数も少なく構造的にシンプル。つまりトラブルを起こしにくい。

 

また、ギヤ変更によるセットアップの自由度を広げるべく、直結ギヤを持たない1次減速採用タイプのため、独立したインダクションギヤを変更すれば最終減速比のセットアップがミッション側で可能となる。つまり、ファイナル選択肢が少なかった車種でも、妥協なくギヤ比を最適化できるのだ。

 

2018年8月に1stロッド(10基)を販売開始したところ、瞬く間に完売。あまりの反響の高さからすぐに2ndロッドの生産に入り、ようやく受注できる段階まできたという経緯がある。しかも、シフトストロークを改良してより使いやすくマイナーチェンジが施されているという。

 

 

 

製品仕様

OS技研

OS-FR7

価格:166万円

予約開始日:2018年10月1日(2ndロット限定10台)

販売開始日:2018年11月1日

ギヤレシオ:1速 2.737/2速 1.913/3速 1.462/4速 1.214/5速 1.000/6速 0.903/7速 0.750

 

 

コンパクトさと強度へ配慮して設計されたOS-FR7は、シフトフォークをシフトドラムで動かす構造。高強度なクロモリ鍛造で製作されたギヤは600ps&60㎏mを許容する。なお、開発テストではNA3ローターのシャーク井入のFD3Sも含め装着車両で目立ったトラブルは発生しなかったという。なお、ハウジングはSR20DETのAT用に寸法を合わせている。シルビアに関してはAT用ベルハウジングを用意して直接搭載することが可能だ。

 

ドグクラッチ

ドグクラッチ上部は加速・減速両方向で傾斜させられており、回転域によってギヤがはじかれたりするようなこともなくスムーズにシフトチェンジできる。写真の歯数は試作段階のもので6枚だが、バックラッシュやシフトフィールも考慮し、5枚仕様で製品化されることとなった。

 

インダクションギア

直結ギヤを持たず、独立したインダクションギヤで一次減速をおこなうOS-FR7。リングギヤ一体LSDやファイナル選択肢が限られる車種でも、ミッション側のインダクションギヤ変更で最終減速比のセットアップが可能となった。

 

ケース形状

ケースの全高が高くなればフロアトンネル加工も必要となるため、おむすび型のケース形状でコンパクトな仕上がりとなるように設計。インダクションギヤの減速効果も油温の上昇防止効果がある。また、ケース下部にしっかりオイルを溜められる構造、形状によって約2.5Lと少ないオイル量での潤滑・冷却を可能とした。

 

ベルハウジング&アダプタープレート

内部にリブを設けて剛性も引き上げたOS-FR7専用ベルハウジングはFD3S用(右)とS2000用(左)をオプション設定。1JZ&2JZ、86&BRZは純正のAT用ベルハウジングを用意すれば専用アダプタープレートを介してエンジンへの装着が可能。SR20はAT用のベルハウジングがそのまま付けられる設計。

 

エンドフランジ

プロペラシャフトとの接続はフランジ接続を採用、プロペラシャフトは加工装着することとなる。専用ベルハウジングを使用したS2000の場合はエンドフランジを専用品にすることで純正プロペラシャフトを使用することが可能だ。ちなみにシャーク井入のFD3Sは高回転時の振動対策として第二世代GT-Rの等速ジョイントと接続可能なように仕上げていた。

 

ダイレクトレリーズ

クラッチの操作はダイレクトレリーズにて行う設計。写真はオプションパーツとして設定されているチルトン製ダイレクトレリーズ(販売品はホースレス)。

 

シャーク井入のRX-7(3ローターペリ)などでテストをかさねてきたOS-FR7。シャーク井入号は。2017-18シーズンこのミッションを装着して、筑波/セントラルでNAコースレコードを達成するなどの活躍を見せた。