【台風・地震・水没 】異常気象から愛車を守りきれ!! 【保険・対策】

公開日 : 2018/10/01 17:08 最終更新日 : 2018/10/01 20:37

もしもの時の頼みの綱

自然災害に車両保険は適用されるのか?

 

 

 

 

愛車が損害を被ったとき、最終的な頼りとしたいのが自動車保険(任意保険)。クルマは多くの人にとって指折りの財産のひとつのため、万が一に備えて『車両保険』に加入している読者も多いだろう。

 

しかし、自然災害に対して保険はきかないのでは? そんなイメージを持つ人も多いはず。その点を保険会社に聞いてみると、保険の会社によってちがいはあるが、制約の多いエコノミータイプの車両保険ではなく、自損事故まで保証されるフルカバータイプの車両保険ならゲリラ豪雨や台風などの被害については適用されるものが一般的とのこと。そう聞くとちょっと安心な気持ちになってくる。

 

ただし、自然災害に関しても地震、火山の噴火、津波による損害に関しては保険会社の免責となる契約のものが多いという。

 

ちなみに、この3大事項についても、通常の車両保険に加えて特約(保険のオプション)を加えることでカバーされるという保険もあるが、2011年の東日本大震災以降に契約された保険に関してはその特約が用意されていないものが多いという。保険会社は、大きな震災の保証に関しては限界があることを経験したのだ。

 

東日本大震災以降に契約された保険に関しては『車両全損時定額払い特約』等(保険会社により名称は異なる)という特約を用意する保険会社もある。この特約は、車両の損害をすべて保証するものではなく、車両が地震、津波、噴火などを要因に全損となった場合に、50万円程度を上限として保険金が支払われるなどという内容で見舞い金制度のようなもの。

 

自動車が必要な人たちに対して、最低限の中古車を変える額が支給されるようなイメージだろうか。

 

さらに、契約の長い(東日本大震災以前からの)保険で、特約に加入していても、保険が適用されない事項もある。たとえば、戦争や暴動のような事象によるものなどだ。その内容は、保険の約款に明記されているので、詳しいことは各自の保険の約款を確認してほしいが、現在の保険の約款は項目が多く、探し出すのは一苦労かもしれない。そんな場合は、保険の代理店担当者に聞けば、説明してくれるだろうし、どこに記載されているか教えてくれるだろう。この約款という契約条項、契約時には内容を契約者が確認して理解しているという前提になっているが、実際にすべて読んで把握している人なんてほとんどいないだろうからね。

 

では、これらの天災に関する、運転者に非がない事象で損害を受け、保険金が支払われた場合、翌年からの保険の掛け金の等級(割引や割り増し)に関する影響はどうなるのかというと、以前は等級据え置きだったが、現在は飛び石によるガラス割れなどと同じく1等級ダウンとなるとのことだ。参考までに、運転者に責任割合のある事故で保険を使った場合は3等級のダウンとなる。

 

残価の少ない低年式車両の場合、何かあったら諦めると割り切り車両保険に入らないケースも多いだろう。しかし、一定以上の価値がある車両の場合、費用はかかるが、車両保険に入っておくことが安心につながることは間違いない。一般的な物損事故でも、車両保険に入っていて救われたという人も多いものだからね。

 

ちなみに、車両保険に入る場合、保険会社や代理店によっては、チューニングに対してかけたお金(=付加価値)を保険金額に上積みした契約を受けてくれる場合もある。

 

チューニング度の高いクルマを持つ走り屋なら、代理店担当者にチューニング費用分の保険金の上積みができないのか相談しておくのも得策だ。上詰みした保険金に対しての支払い額の割増しはほんのわずかなものだからね。

 

 

 

フルカバーとされる車両保険でもベースとして、戦争や天変地異などは免責(適用外)となる。ただし、天変地異(地震・噴火・津波など)に関しては、契約の長い(東日本大震災以前から)の保険なら特約によって保険の適用となる契約にすることができる(保険会社や契約による)。また、それ以降の保険に関しては『車両全損時定額払い特約』などにより、全損時にかぎり50万円程度の見舞い金が払われる特約が用意されている保険もある。それでも、戦争などが要因による車両の損害は補償が適用されない。

 

 

 

その他の愛車に起こる想定外その1

〜車両火災〜

一般的な車両火災でメカニズム由来のものというと、ハブベアリングなどの焼き付きによる加熱や、燃料系の破損、電気系のショートなどが考えられる。ただし、ガソリンなど可燃性の燃料を大量に搭載する自動車だけに、事故などによる破損に起因するものでなければ自然的な故障が車両火災につながるのは相当なレアケースだ。実際に車両火災に繋がるようなウイークポイントが発生すれば、即座にリコールとなることだろう。ただし、チューニングカーの場合は作業ミスやパーツ装着の不備、脱着したボルト類の振動による緩みが原因となって火災を発生するケースは、ノーマルのクルマと比べると多いのが事実。それを防ぐには確実な作業と適切な点検が必要不可欠。となると技術の高いチューニングショップを選び出し、頼りにすることがイチバンの予防策となるだろう。

 

 

その他の愛車に起こる想定外その2

〜車両盗難&車上荒し〜

スポーツカーブームの再燃でここ数年急激に増えているスポーツカーの車両盗難。特に、車両のセキュリティがまだ甘く、それでいて人気の高まってる平成初期車両(第二世代GT-Rやスープラ、RX-7など)に関する盗難情報は、編集部位も連日のように届けられているのが現実だ。車両盗難や窃盗(車上荒し)の被害から愛車を守るには、セキュリティシステムの構築に加え、セキュリティ搭載をアピールすることも効果的。たとえばアナログなステアリングロックパーツであっても、盗み出すための作業時間を増やす要因として、窃盗団にいやがられ安全性がアップする。また、自宅であれば、防犯ビデオの設置もあり。車両だけでなく、ガレージ前まで移しておけば予防策になるのはもちろん、万が一のときに犯人特定の手がかりとなる場合もあるだろう。もちろん、防犯カメラもあることをアピールすることも大切だ。