【台風・地震・水没 】異常気象から愛車を守りきれ!! 【保険・対策】

愛車に襲いかかる計り知れない自然の猛威!!

その時、我々に何ができるのか!?

 

 

豪雨、豪雪、台風に地震、それに加えて記録的な猛暑にまで襲われた。いったい最近の日本の気候や自然はどうなっているんだろう? クルマ好きの視点になると、豪雨での車両の水没などをテレビでみるだけでも、もしも自分の愛車がそうなってしまったら…と気が気ではない。もちろん自然の大規模な災害に対しては、あらゆることに対して為す術がないというほど、自然の猛威はすさまじいもの。それでも知っていれば、備えていれば避けられる、クルマの災害トラブルも多いはずだ。

 

たとえばゲリラ豪雨の時にアンダーパスに向かわない、深そうな冠水ポイントに安易に入らないなど、当たり前のようだが、その場になると“いけるかな?”という不安をもちながらも突入してしまい、そして冠水してしまうなんてケースは非常に多いのだ。

 

ところで、水害被害のニュースが続くと、知らずに(だまされて!?)水没歴のある中古車を買ってしまったらどうなるんだ? なんて疑問も浮かんでくる。

 

ちなみに、水没車(程度が軽いものが冠水車)に関しては、自動業者のオークションでは、表記義務とされているのが一般的なようだが、法的にユーザーに対しての提示義務があるのかというと、そうではないのだ。

 

だから、見た目をきれいにクリーニングされた水没車を知らず知らずのうちに購入してしまうなんてケースもありうるのだ。水没車の何が悪いのかというと、電装系へのダメージが残りトラブルを起こしやすかったり、泥のこりや雑菌が繁殖、時間を追って内装に生臭い匂いが発生したりとなるケースが少なくない。

 

その見分け方は難しいが、室内の絨毯などを外した形跡のある車両は要注意と言えるだろう。クルマを購入するとき、確認すべきことはたくさんあるだろうが、業者に水没車でないことを確認して書面に残しておくことも有効。こうしておけば、もし水没車だった場合に、返金を求められる可能性が高くなるのだ。

 

ちなみに愛車が冠水したとして、フロア程度であれば十分なクリーニングと、場合によっては一部電装パーツの交換、そしてじゅうぶんなルームクリーニングを施せば復帰できる可能性もある。しかし、完全に水没してしまった車両は元どおりに修理することはむずかしく、中古車として売り払うことも難しいだろう。

 

車両保険の対象にもならない場合は、せめて部品をバラ売りすることくらいしか対処できない可能性もある(保険に関しては次ページで)。

 

また、今年のような猛暑もクルマによっては要注意。これまでしなかったオーバーヒートが起こったり、エアコンの効きが極端に悪くなる場合もある。とくにオーバーヒートはクル

マの機関系に致命的なダメージを負わせてしまうことになるので、暑い日は水温や油音の管理に気をつけるべし。

 

ところで、クルマに乗っているときに大きな災害に会うというケースも少なくない。大きな地震や大雪、その他の要因で巻き込まれる渋滞も大きな災害のひとつ。家や目的地のつくのが数時間遅れたなんて程度ならしかたがないが、道路網が寸断し、10時間とか20時間クルマから離れられなかったという例は少なくない。

 

そんなケースに備えて、当面の飲み物と少々の保存食程度は、いつも愛車に携帯しておくというのは安心だろう。また、冬季ならエンジンがかけられない状況になってもいいように、防寒具も用意しておくのがいい。

 

なんでもかんでも車載しておくというわけにはいかないかもしれないが、何が襲ってくるかわからない災害に対しては、いろいろ想像して備えておくにこしたことはないはずだ。

 

 

 

 

大型台風やゲリラ豪雨の恐怖

亜熱帯化など気候の変化がささやかれる日本の気候。台風の発生件数は増え、その勢力はこれまでを越えるものばかりが日本に襲いかかってきている印象も否めない。また、ここ数年はいわゆスコールを越えるようなゲリラ豪雨の発生数も増え、低地の道路が冠水するなんて場面に出くわすことも増えた。写真は大型台風の衛星写真と、ゲリラ豪雨で道路の冠水が始まった時に撮影した写真。想定外の雨量となると、排水がおいつかず、道路に水がたまり始め、注意深く進ドライバーが増えるとあっというまに交通渋滞が始まる。特にゲリラ豪雨は長時間続く可能性は少ないので、退避ルートを確保するためにも、ヤバそうと思ったら交通量が少なく、冠水しなそうなところで待機するといった判断も必要だ。

 

 

土石流に流されたクルマの末路

不運にも土石流に流されてしまった車両の姿。ここまでとはいわなくても、機関系が完全に水に浸かってしまった車両を直して乗り続けることは、不可能といっていいほど難しい。チューニングカーであれば、無事な部品をバラ売りしてしまうのが現実的なのかもしれない。

 

 

 

地震による液状化では道路がヤバイ!!

地震により地盤が液状化、舗装が完全に波打ってしまった道路の写真。シャコタンマシンは通れないほどの隆起や陥没が起こる場合もある。自然災害の場合は、無理に動いて帰ろうとするよりも、安全が確保されそうな路肩車両を放置して帰路につく方法を探すほうがいい場合もある。ちなみに、市街地に放置する場合は、キーをつけたままにするのがルール。

 

極限の時には助けが来るまで待つ覚悟で

大きな災害の場合、道路網の寸断などで大渋滞、消防&救急、時には自衛隊などの救助を長時間またなくてはなない場合あるかも。実際、昨年冬の北陸では、豪雪で2日以上もクルマが動かない情況が発生した。そんなことを考えると、愛車にも自宅同様に、最低限の緊急グッスは搭載しておくのが安心だろう。水などの飲料と保存性の高い食料、そして防寒グッズなどだ。そこまで、と思うかもしらないが携帯トイレも…あれば救われるアイテムだろう。

 

台風による高波に対して

油断している人は多い!!

台風であっても“クルマだから大丈夫”と、安易に考えているひとも多いがそんな時は、できるかぎり海ぎわの道路などはさけるのが無難だ。また、倒木に行く手を阻まれるなんて場合もあるし、カンバンや塀が倒れてくるなんて場合ある。

 

夏の異常な暑さや

極端な冬の寒さはクルマにも過酷

とくに今年の夏は暑かった。40度を越えるような気温が続くことは人間にとっても危険だが、クルマにとっても過酷そのもの。極端な暑さは機関系の耐久性に直結すると考えていいだろう。また、真冬の寒さも道路の凍結による操作不能や、ガラスの霜による視界不良など事故の要因となるケースが多数考えられる。