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ターボか? スーパーチャージャーか? 86&BRZパワーチューニングの方向性をオリジナルランデュースが徹底研究!

パワー特性と拡張性が選択の分かれ道

HKSキットで展開する2タイプの過給機チューン

 

 

「個性的な走りを生み出す」というチューニングコンセプトを店名に掲げ、チューニングシーンの先頭を走り続けているオリジナルランデュース。さまざまな車種をベースにハイクオリティなチューニングを展開しているが、なかでもEJ20やFA20といったスバルエンジンは得意項目のひとつ。というわけで86&BRZもデビューと同時に開発車両を導入し、タイムアタックなどでハードなテストを繰り返しながら、その性能に磨きをかけてきた。

 

「EJ20で蓄積してきたノウハウを生かして86を手がけてきましたが、FRスポーツマシンらしい走りには、やはりNAエンジンであるFA20のパワー不足解消が不可欠。これまで定番だったHKSのスーパーチャージャーに加え、ターボキットもデビューして現在の仕様や目的に応じて選択できるようになりました」と、浅田代表はますます盛り上がりそうなFA20チューニングに期待を寄せている。

 

GTS7040Lスーパーチャージャー仕様の魅力は、ノーマルを底上げしたようなフラットなパワー特性。クランクからベルト駆動で過給するために熱対策もそれほどシビアでなく、EXマニなどNAチューン用パーツがそのまま使えるコストパフォーマンスの高さもメリットだ。反面デメリットはブーストコントロールが難しく、パワーの上積みが狙いにくいことといえるだろう。

 

いっぽうGTⅢ-RSボルトオンターボは、二次曲線的に立ち上がる過給機付きエンジンらしいパワー特性が魅力。燃料系の強化とともにブースト圧を高めれば、400psオーバーも余裕で狙える拡張性もメリットだ。反面デメリットは、排気を利用して過給するために熱対策が欠かせないこと。さらに鋭く立ち上がるトルクを受け止めるためにクラッチの強化も必要などで、チューニングコストがかかることだ。

 

どちらを選ぶかはユーザー次第。走行ステージや将来的なステップアップの希望を加味して答を導き出すことになるが、どちらを選んだとしてもオリジナルランデュースなら、望んでいたマシンに仕上げてもらえることは間違いないはずだ。

 

 

 

 

HKS GTⅢ-RSボルトオンターボキット仕様

導入コスト⇒約110万円~

リリースされたばかりのボルトオンターボキットは、エンジンノーマルの前期型86にセットしてさまざまなデータ取りをおこなっている最中。ポン付け状態でのテスト後は、エンジンを2.1L化する予定だ。

 

タービンは高レスポンスなMHI製センターカートリッジに、FA20エンジン専用設計のターボハウジングを組み合わせたGTⅢ-RS。ブースト0.9キロの設定で、約300psの最高出力を獲得することが可能だ。

 

ボルトオンターボの場合は、熱対策としてエンジンオイルクーラーの追加がマスト。エンジンチューンやハイブースト設定で高出力化する場合は、さらにインタークーラーやラジエターの大容量化も必要となるだろう。

 

 

 

 

HKS GTS7040Lスーパーチャージャーキット仕様

導入コスト⇒約70万円~

こちらのデモ車は、長年かけてスーパーチャージャー仕様の限界を追い続けてきた最終形態といえるもの。エンジンはオリジナルキットで2.3L化。試作のハイカム、ビッグバルブなども組み込まれたフルチューンだ。

 

GTS7040Lスーパーチャージャーは、パワーアッププーリーを装着。ハイパワー化に合わせてタイプRインタークーラーをオリジナルパイピングで装着。インテークは吹き返し対策で管長を長めにとっている。

 

吸入効率を高めるために、スロットルは70φの大口径タイプに変更。燃料系は大容量インジェクターや強化ポンプを装着し、スーパーチャージャー仕様としては圧倒的な最高出力550ps、最大トルク65kgmを発揮。

 

 

 

6MTミッションは350psオーバーで強化をしたいが、ランデュースでは350ps対応のニードルタイプ、400ps対応のシンクロ付きクロス、500psオーバー対応のドグと、3タイプの強化品をラインアップしている。

 

こちらの現行型GTスーパーチャージャープロキットは、AT仕様のエンジンに装着したもの。フラットなトルク特性のスーパーチャージャーはATとの相性も抜群。ランデュースのお勧め仕様のひとつだ。

 

 

オリジナルランデュース

浅田さん

「街乗りメインのAT仕様からパワー追求のスポーツ走行仕様まで、ランデュースならあらゆる要望に応じた86(BRZ)に仕上げることが可能です。今ならHKS GTⅢ-RSターボキット装着車の試乗も可能ですので、ぜひ気軽に遊びにきてください」